以前書いたけど間違えてデストローイしてしまった詩の続編
猫の目付き
とんかつのような見た目の猫が最近、軒の上に住み着いている。
塀の上の植木鉢を落としつつ、しなやかに軒に移動する様はまるで海老フライのようだ。
軒の上でぬくぬくと毛羽立ち、悪い目付きでこちらを見る。
夜には盛り、のわーと鳴く。
ミチミチギチギチ、昼下がりの静かな軒を、
騒音立て毛羽立つ、巨きな猫ナメクジ。
見えない眼の死角の、ハバネロの植木を蹴散らしながら、
盲猫は見える方の眼を閉じて、軒で丸くなる。
「明日は地球が終わるね。」
「そうだね、いい天気だね。」


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